毛髪の基礎
抜け毛や薄毛で悩んでいる人はたくさんいます。しかし、生活改善などで予防できることもあります。希望を捨てる前に、髪の毛についてもう少し知って、予防策を考えてみませんか?
髪の仕組み
髪の毛は、外側より毛表皮、毛皮質、毛髄質という三層の細胞でつくられています。一番外側の毛表皮はキューティクルとも呼ばれ、細胞が魚のうろこのように重なり合ってできています。
そのため、異物の進入を防ぎ、汚れをつ付きにくくし、髪の内部の栄養が逃げないようになっています。二番目の毛皮質という層は、メラニン色素を多く含んだ細い繊維質の集まりで、日本人の髪が黒いのはこのメラニン色素が多いからです。
一番中側の毛髄質は多少のメラニン色素の粒子を含んだ細胞の集合体で、1〜2例に並んだ細胞の中にはたくさんの空気穴があり、その空気穴がたっぷり空気をふくむことにより、断熱材と同様の働きをし、頭部を直射日光から守っているのです。
ヘアサイクル
ヘアサイクルは、大きく三つに分かれます。成長期といわれる2〜6年は、毛母と毛乳頭がくっつき、細胞分裂を繰り返して毛幹を押し上げていく時期です。
移行期といわれる2〜3週間は、毛根が角化して毛母と毛乳頭が離れ、細胞を作らない時期です。休止期といわれる3ヶ月位は、成長期、移行期の機能が停止して、脱毛する時期です。脱毛すると、またすぐに成長期に入り、毛母が大きくなって産毛が出てきます。
これをヘアサイクルといい、髪の一生はこのヘアサイクルの繰り返しです。
だいたい一本につき男性で2〜5年、女性で4〜7年が平均であり、一本ずつのサイクルが違っているため髪の量が保たれています。
また、一日に抜ける髪の毛の本数は50〜100本と言われており、ヘアサイクルが正常であれば目立って髪が減るということはないのです。
髪の本数
髪の毛の本数がとはどれくらいか知っていますか?答えは約10万本だと言われています。髪の毛の本数は、母親の胎内にいるときにすでに決まっているのだそうです。
そのため、生まれてから髪の毛の本数が増えるということはまずないと考えられています。10万本という数はあくまで平均の本数で、多い人だと13〜14万本、少ない人で6〜7万本とかなりの個人差があるのです。
頭皮のコンディションを保つには
頭皮のコンディションをいい状態に保つには、毛穴をきれいな状態にして、頭皮をきれいな状態にすることが一番の対条件になります。毛穴の汚れは皮脂という油分で、なかなかシャンプーでは汚れが落としきれませんので、サロンなどで専用のヘッドスパなどをすることもいいでしょう。
また、ストレスなどによる頭皮の緊張をゆるめて、頭皮をリフレッシュさせたり、頭皮の潤い感や柔軟性を高めることで、健康な髪を保つことができるように頭皮のコンディションを整えたりすることも大切です。
さらに、専用のシャンプーやトリートメントなどのヘアケあ商品を使って、洗髪後の髪と頭皮のアルカリ度や酸性度を整えて、頭皮に潤いを与えることで、頭皮の皮膚呼吸を妨げずに、最適なコンディションを維持することが可能になります。