抜け毛のパターン
様々な抜け毛のパターン
抜け毛にも、何種類かのパターンがあります。
典型的な抜け毛のパターンとしては、まず前頭部の生え際とこみかみが交代していって、だんだん切れ込みが深くなり、次第に頭頂部の後方も円形に薄くなっていき、それが広がって進むうちに側頭部と後頭部のみに髪の毛が残るように抜け毛が起こるもので、それらの進行状態を分類したものをハミルトン・ノーウッドの分類と呼び、抜け毛の進行を判定する目安として使われます。
さらに抜け毛の状態で五つのパターンに分類することができます。
まず一つめは額の生え際から後退していく形で、前頭部の退行がどんどん進んでいく様子から総退却型とも呼ばれたりする、日本人の抜け毛のパターンの中ではもっとも多いタイプです。
つぎに、こめかみから頭頂部に向かって抜け毛が進行していく、白人に多く見られる抜け毛のパターンです。
そして、頭頂部から抜け毛がはじまり、だんだん薄くなっていく、いわゆるカッパ型の抜け毛のパターンです。本人が自分で気づくというよりは、友達や家族、または理容店などで言われて知るというのが多いものです。
さらには、こめかみと頭頂部が同時に薄くなっていくという抜け毛のパターンや、額の生え際と頭頂部が同時に薄くなっていくという抜け毛のパターンもあります。
最初はどのような抜け毛のパターンであっても、最終的に行き着くのは同じ形のパターンであるということも分かっています。どのパターンも、最終的には後頭部だけが残る、いわゆる波平さんの頭と同様になるということが研究の結果出ている抜け毛のパターンです。
パターンの違いの原因はまだよくわかっていない
抜け毛のパターンによって、つむじから薄くなっていくものと額からうすくなっていくという、おおまかに四つに分けられます。
つむじから抜け毛が目立ち始めるものをO型といい、そして前頭部のそりこみの部分から抜け毛が目立ち始めるものをM型、前頭部中央から抜け毛が目立ち始めるものをA型、もしくはU型といいます。
なぜこのようないろいろなタイプの抜け毛パターンがあるかはよくわかっていないのが現状です。
また、人種の違いと抜け毛パターンには多少なりとも関連があるようです。
どのような関連化というと、欧米人のような白人にはM型が多く、東洋人のような黄色人種にはO型やA型が多いのです。
さらに、M型とそれ以外の抜け毛パターンでは、育毛剤の効き目に違いがあることなどから、頭頂部から抜け毛が目立つタイプと、前頭部から抜け毛が目立つタイプとでは、根本的に原因が違うのではないかと考えられています。
学者の中には、前頭部から抜け毛が目立つタイプの原因は男性ホルモンにあり、頭頂部から抜け毛が目立つタイプの原因は血流の障害ではないかという人もいるそうです。
しかし、これといったはっきりした違いの決め手は分かっておらず、今現在も研究中というところです。
抜け毛には遺伝的な要素もありますし、頭蓋骨の形状などによっても違いが出てくるようです。