プロペシア
プロペシアとは、男性型脱毛症の進行を抑えるための治療薬で「飲む育毛剤」とも呼ばれています。男性型脱毛症は別名 壮年性脱毛症とも呼ばれており、20〜30歳代から徐々に毛髪が細くなっていき、その後、生え際や脳天部分などが薄くなっていきます。これは、遺伝的要素のほかにジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンの複合的作用が原因で起こると考えられていますが、プロペシアはDHTを抑制し、結果的に脱毛を逆行させる働きがあります。
では、このプロペシアについて、具体的にお話していきましょう。
◎プロペシアの入手方法
プロペシアはドラッグストアや通販など、一般では販売されていません。必ず、男性型脱毛症の治療を行っている医療機関で医師の診断を受けたあと、処方してもらう必要があります。個人輸入という形で入手することも可能ですが、医薬品には副作用という危険性が常にありますので、購入の前にはやはり、医師や薬剤師に相談をした方が安心だと言えるでしょう。なお、治療費については保険対象外ですので、全額自己負担となります。
◎プロペシアの効果をさらにアップさせるには?
プロペシアはミノキシジルと併用することで、より、発毛効果が高まるとも言われています。「飲む育毛剤」であるプロペシアに対して、ミノキシジルは頭に塗る外用薬です。
◎服用にあたっての注意点
プロペシアを服用することで、これまで、中毒症状が見られたという発表はありません。ただし、服用した人の約2パーセントに勃起不全、性欲減退、精子の減少といった性機能の低下が現れることもあります。しかし、こういった副作用は、プロペシアの服用を中止することで、ほとんどの場合が元に戻ります。また、プロペシアの服用は成人男性のみとなっています。女性は服用することができません。もし妊娠中の女性が服用すると、胎児に異常をきたす可能性がありますので、絶対にやめておきましょう。コーティングがとれてしまったプロペシアに触れるだけでも、有効成分が体内に吸収されるケースがありますので、注意しておくことが必要です。
◎プロペシアの服用方法と、効果の現れ方について
プロペシアは1日に1錠を服用するだけです。ですから、それ以上の数を1日に服用しても、効果に変化はありません。服用する時間帯は朝・昼・晩、食前・食後のいずれでもかまいませんが、服用しているからといって、油断してはいけません。十分な睡眠と栄養をとり、きちんとした生活リズムを整えることが、より効果をあげていくでしょう。
効果の現れ方は人それぞれですが、一般的には3〜6ヶ月ほどかかります。また、効果を持続させるためには、継続した服用が必要で、もし途中で服用をやめた場合は、1年以内に増えた毛髪が失われてしまうということを頭に入れておきましょう。
現在、プロペシアは2005年10月に萬有製薬株式会社が輸入承認を取得し、2005年12月から販売を開始していますが、医療用医薬品のため、入手するには、医師の診断と処方が必要になります。