植毛について
植毛は大きく分けて2通り
植毛とは、その名のとおり毛を植えつけることをいいます。抜け毛などが原因で髪の毛がまったく無い部分や、薄毛が気になる部分の頭皮に、手術によって直接毛を植えつけるという医療行為です。髪の毛ではなく髪の毛の組織を植えることもあります。
植毛には、大きく分けて二種類の方法があります。自分の毛を移植する「自毛植毛法」とよばれるものと、人工の毛を頭皮に植えつける「人工毛植毛法」と呼ばれるものです。人工毛はかつらやなどでも利用されていますが、植毛の場合は直接体内に埋め込むので、外科手術で使用されている素材を使った人工毛を使用することになります。
人工毛植毛法
先端がループ状になった人工毛を皮下組織の低部に1本ずつていねいに植えつけていきます。本来の髪の毛は斜めに生えているので、同様に斜めの角度で植えこむようにし、自然な状態に近づけます。 そして、深度を得ることによって抜けにくくなります。また、1本ずつ手作業で植えつけるため、髪の毛の流れなどのクセも再現しやすく、つむじや生え際などの気になる部分も自然に増やすことができたり、全体の髪の毛の量もバランス良く調整することができます。
実際に頭皮から生えている状態となるので、まるで自分の髪の毛が生えているような感じです。
自毛植毛法
自分の毛の組織を皮膚ごと気になる部分へ移植する方法で、薄毛になりにくい側頭部や後頭部の、健康な髪の毛がたくさん生えている部分の頭皮を毛根ごと切り取ります。
切り取った部分はドナーと呼ばれ、そのドナーを毛穴ごとに細かく分けて、1〜3本位の子株を大量に作るのです。分けた子株を1本ずつていねいに希望する部分に植えつけていきます。
「人工毛植毛法」と同様、生え際やつむじ、また毛の流れや向き、それに髪の量などまで自由にアレンジできますので、自然仕上がりになります。
頭皮を切り取った部分も、美容外科的技術で縫合されるので安心です。
この方法ですと、自分の毛髪組織を移植するため、拒否反応が起きることもなく、生着率は高いです。毛根も残っているため、髪も伸びたり、抜けてもまた生えてきたりもします。間違いなく自分の髪の毛なので、毛質や髪の色無なども違和感はまったくありません。
手術から、髪の毛がしっかり定着するのまでの一週間程度は洗髪ができないようですが、それが過ぎればまさに自分の本来の髪のように自由な生活を送ることができます。
抜け毛や薄毛で悩んでいるみなさん、こういった植毛やかつらでないかぎり、いきなり髪の毛がふさふさになったりするのは難しいですが、普段の生活を見直し、改善し、規則正しい生活と根気よくヘアケアを継続することで、かならず何らかの改善はあるはずです。 あきらめないで、前向きに髪の毛のトラブルに取り組んでいきましょう。
今よりずっと、症状はよくなっていくはずなんですから!